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August 01, 2012

2012年6月終了アニメ

少し記憶が遠いかもしれないのが心配だけど、全部見終わったアニメの感想を書いてみる。こうしたアウトプットが無いとなにかをしたという実感がわかないから。

1番良かったのはフェイトゼロ。

歴史上の人物を好き勝手に膨らませるという手法は現在のエロアニメやらゲームやらで多用されているけど、おそらくこのfateが有名にしたのだろう。fate"ゼロ"ではまた別の英雄も出てくるが、2回目にしてもいいアイデアだと思える。
その新サーバントのキャスターもライダーも強烈なキャラで魅力的に受け入れられた。この二人はそれぞれのマスターも良いキャラで全体的にみても上手い中堅キャストで固められていたので安心して見ていられた。

脚本がまどかの人ということで話題になったが、セリフを中二臭くしているのが鼻について嫌い。それがなければ万人向けの名作として受け入れられたが、クサすぎた。キャラが演劇調で喋る部分では富野由悠季の様な雰囲気もあり、嫌いになりきれない部分はあるのだけど、二人の違いとしてやっぱり中二成分。

サーバントとマスターのペアが複数いて、そいつらが一組になるまで消しあう話だけども、マスターはレイジュが3回使える。あえて何かは説明しないけど、それぞれが3回使えるのは多すぎで生かし切れてなかった。ウェーバーの意味もなく浪費する行為は好意的に捉えれば二人の関係の密度として受け入れられるけど、どうも余ったから苦肉の策として感動的に見える様に扱ったように思えて苦笑いしてしまった部分でもある。

テーマになっている主人公の正義の天秤。多数のために少数を犠牲にするのかという話は確実にサンデルを思い出させてくれた。時期的には少し遅いから影響があったかは分からないけど、知らない人は参考にすると良い。

アクション部分の作画も良かったし3Dとの親和性も高いレベルでした。

これが面白かったものだから劇場版も続けて見た。時間軸としてフェイトゼロの続編にあたる「unlimited brade works」 だったかな。制作会社がUFOじゃなくてJCだったから期待はしていなかったものの、すごく良かった。

TV版は視聴済みで、その総集編だと思っていたのがまず間違いでゲーム原作ならではの別エンディングを基にしたストーリーになっていたので新鮮に楽しめた。

伝説の英雄という既存の人物を用いた創作と、見たものをコピーして創り出す主人公の能力という構図が堪らなく面白くて、主人公=作者=未来の英雄 というつもりなのかなって考えたりも出来る。

物語は少なからず聖書が基盤になっていてコピー世代と言われてもそもそもオリジナルとは云々みたいな話もできそうだけど、あったら探して読んでみたい。

 
 

そして2本目はゼットマン
これも正義がキーワードで、主人公二人体制にして考え方を衝突させていた。
変身ヒーローに憧れてるコウガが本当に金に物を言わせて変身ヒーローになったり、価値観の違いを突き付けられて壊れたりと、見所はコウガに集中していた。あとコウガ妹が失禁したのも良く覚えてる。
逆に主人公のゼットは迷わないのでフィーチャーされないし妹とのフラグは全無視。自分に関わると危ないからなんだけど、ハナコは案の定・・。
連載中の漫画原作ということもあり完結らしい完結をしなかったのが残念だけどあまり見かけないタイプの異色作だったように思う。

 
 

そして3本目はヨルムンガンド
武器商人が主人公で、命を狙われかねないから傭兵を雇っている。強いんだけど家族みたいに仲良しで戦闘にならない限りは和やかなムードのお話である。
それぞれ得意分野があって大砲なら大砲の話というように1話完結なので見やすくオチがちゃんとある。個人的にはあすみんとけーじくんの絡みが見れてよかった。

4本目は坂道のアポロン
二人とも音楽には進まなかったし女の方もどっちつかずだった。というオチだけ見れば見るところが違ったのかと思えてしまう変なアニメだった。中途半端に学生運動を取り上げたり中途半端に母と再会したり中途半端に家族を描いたり。何かを狙って描いた訳じゃなないのだろうか。面白い話は学際の演奏に集中していた。

5本目はモーレツ宇宙海賊
営業で海賊をやっているという設定がまず面白い。そこがわからないとまず入って行けないのではないか。
2クールで4本くらいの大きな話をやっていて、新しいエピソードに入った時には少し振り返って見返さないと今何をやってるのか分からないという状態になった。責任転嫁かもしれないけど脚本が不親切なんじゃないの?
まあ、何か一つの目的のために海賊をやっているという話ではないので、目的が事件によって毎回違うというのが分かりにくい要因でしょう。
女子高生が海賊船の船長をやることになって、ベテランの乗組員がサポートしたり、父親の船がサポートしたりという絶対的な力によって守られているような環境でした。それゆえピンチはピンチでもどこか余裕があって必ず逆転できるという力強さが感じられた。
佐藤監督らしくモニターの演出はナデシコっぽかった。けどあの空中に投影されるモニターって物理干渉は無いはずだからアニメの様にはならないよね・・。

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