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May 14, 2019

ガンダム小説紹介その4 フォーザバレル

これはガンダムなのか?どっちかといえばガンダムではない。

「フォー・ザ・バレル」

200101  
掲載誌は月刊ニュータイプ2000年8月~2002年6月
本編は毎号2~3ページ

この企画は小説版のガンダムを元ネタにしたカバー作品だとされているが、それ以外にもテレビアニメガンダム開始前の初期案打ち切りでお蔵入りになった後半の構想が流用されている。
著者は大塚ギチ、富野由悠季は"comlicity"としてクレジットされている。

小説版を基にしているということで、冒頭はアムロが死ぬ場面から始まるショッキングな内容であった。
そしてもちろんアムロとセイラが肉体関係を持つ部分も取り入れているが、その場面が取り上げられる前に一気に話が短縮されて終わった。まるでアニメのガンダムみたいに。
ブライトとクスコアルの話が予定されていたのに。

ちなみにキャラクターは名前が差し替えられている人もいれば同じ名前の人もいる。
性格も別物なので注意。

アムロレイ→リンアバォ
ミライヤシマ→ミライエイランド矢島
カイシデン→クーワイシーデン
ハヤトコバヤシ→隼人素林
ブライトノア
フラウボウ
セイラマス
スレッガーロウ→通称スラッガー
ラムドワイ(小説より)
八丈志麻(初期案より)
オスカダブリン
マーカークラン→マーク・アー・クラン

キッカ→北本菊花
カツ→虎勝剋
レツ→虎勝烈


クランブルカルレア(小説より)
シャリアブル
クスコアル
ララァスン
キャスバルダイクン→カスバルベイリー?
キャスバルダイクン→キャスバルダイクン
ルロイギリアム(小説より)
パッカデリア(終盤構想より)

モビルスーツ→マシニングスキン
ガンダム→ガンボーイ・ウィルバー
ガンキャノン→ガンボーイ・オービル
ザク→ブロンディ
ドム→ディーディー
ジム→グラビティ
ジム→グラディエイター・マシニングスキン
ボール→ミスターボール
G3→ゴースト
ホワイトベース→ペガサス
サイド→バレル帯
ニュータイプ→ストリーマー

粒子加速器をオーラロード、日本の都市にシンザシティなど富野作品からの単語に気がつく。

 

 
 
 
2000年9月
0話 フォーキャストエンド
セイラにアバオを寝取られたフラウはルナツーでペガサスから退艦していた。
そこでフラウは遠く離れた戦場のアバオの死を感じ取る。
アバオは、ある少年に思いを託し死んでいく。

 
2000年10月
1話 プレイ・チャイルド
というのはアバオの見た未来予知で、ここから本編が始まる。
アバオは小説版ガンダムと同じく訓練された軍人。よくメンコと言っていたラルフ教官も出て来る。
この世界のストリーマーは明確な異能者で、アバオはフォーキャストの能力で先のことが分かる。
ペガサスがウィルバーを受領のために入ったコロニーを3機のブロンディが襲撃するが、アバオは それを知って先に行動を開始している。
一方ブライトはブロンディの攻撃で正規クルーを失ったペガサスで不運を呪っていた。

 
2000年11月
2話 アイアン・ジャイアント
ウィルバーに近づくブロンディ。息を呑むブライト。既にコクピットにいたアバオがビームサーベルを使いブロンディの腕を切り落とす。
すると別のブロンディが味方のブロンディの核融合炉を狙い撃ち爆発を起こした。それはアバォも予測しない出来事だった。

 
2000年12月
3話 ストリーマーズ
爆発のショックから立ち直ったアバオはスレッガーによる裏切り行為を恨んでいた。
フラウは本人の意思とは関係なくペガサス艦内で負傷者の手当てに駆り出されていた。
一方ザンジバル級戦艦で事の次第を観測していたクスコとクランブル。
出撃するつもりだったクランブルはフラナガン博士に制止される。
ララァのエルメスを出すと聞いて二人は怯えた。
フラナガンが言うにはガンプを奪還するという話だが。

 
2001年1月
4話 インテュイション・プラス
フラウは子供たちの世話にうんざりしている。
状況を確認したいアバオは一時的にペガサスとのコンタクトに成功するが途切れてしまう。

 
2001年2月
5話 サイエンスフィクション
スレッガーの過去話回
スレッガーは一流メジャーリーガーだったが突然解雇されて黒人ガードに襲われる。
3流エージェントから日本のチームを紹介してもらう。
夜の街で知り合ったミハルと関係を持つと台湾ヤクザに襲われて日本球団から解雇される。
そし命がけのてニムロドレースのレーサーをやらされ生き残ったスレッガーの前にアバオが現れる。
ニムロドレースとは使用されなくなった軌道エレベーターをコアブースターで駆け上がるレース。ステーションで止まれなければ大気圏を抜けて帰るすべがない。

コミック版1話 no future
コミックは少し先の展開
カスバル視点のテキサスコロニーでの話
性格が災いして仕事をクビになる。
アバオに連いて行こうとすると、未来を見せてやると言われる。

 
2001年3月
6話 サイエンスフィクション2
スレッガーは過酷なニムロドレースで精神を病んでいた。
そんな折にリンアバオが下手な英語で反連邦組織からマシニングスキンを強奪して欲しいと依頼する。
怒りに囚われたスレッガーはアバオを殴りつけるが、幻覚を見せる能力を使って回避される。

コミック版2話 trival arrival
時間は遡って
テキサスコロニーのアバオがマシニングワーカーに襲われる。それを助けたのは意外にもスレッガーで、アバオにテキサスにきた目的を訪ねる。
生活に困った少年のカスバルとルロイはペガサスに乗る目論見で、放置されたウィルバーの前に現れる。

2001年4月
7話 チルドレンオブザニューセンチュリー
ひさびさ本編の続き
コロニー・ノアからの脱出を図っていたペガサスは、訓練中の事故で脚が不自由なミライに操舵を頼んだ。
本来はリハビリのために、ここで降りる予定だった。
ウィルバーとオービル2機をつけてペガサスはルナツーへ向かう。

コミック版3話 revise revive revival
スレッガーに銃を突きつけられるアバオはテキサスコロニーに入った目的を語る。
ララァに恐怖を感じ、それに対抗しうるリープライト(カスバル)を求めてここに来たと。
その頃カスバルは勝手にウィルバーに乗り込んでいた。


2001年5月
8話 ウォーゲーム
冒頭は、人類の革新は宇宙から生まれると説いたジオンダイクンの論文「ストリーマーズ」の設定説明。
ウィルバーとエルメスが邂逅。
ペガサスによる援護射撃で危機を逸するがアバオは恐怖を植え付けられてしまう。
エルメスは撤退した。
後半はセイラの生い立ちが語られて話は過去に遡る。
無線技士の資格を持ち連邦軍の通信士として働いていたセイラがブロンディの襲撃から避難する際に、
ブロンディを奪ったスレッガーの姿を目にする。

コミック最終話 ghost
スレッガーに絡まれてるアバオの元にラムドワイが来てウィルバーを取られたことを知らせに来る。
一方、宇宙に出たカスバルは恐怖におびえていた。
(小説を彷彿とさせる「アバオは気づいてくれたんだぞ」の未来予知の場面あり)


2001年6月
9話 オリジナルストーリー
(挿し絵がセイラのヘアヌード)
セイラはスレッガーに銃を向けてメットを脱がせ、反連邦の人間ではないことを確認すると脚を銃で撃って一般人のケガ人として一緒にペガサスに乗り込む。ここはTV2話のシャアとセイラのやり取りに似ている。
ペガサスのブリッジでは艦長の経験を持つジャルハ老人とトラブルになるが頭をぶつけて戦死した。
疲労困憊でベッドに横になったアバオは朦朧とした状態でフラウと寝る。
ブリッジに上がったセイラはペガサスの通信士を志願。受け入れられる。


2001年7月
10話 オーセンティシティ
フラウと食堂へ行き、死にたいして怯え、弱音を吐くアバオ。


2001年8月
11話 ガンボーイウィルバー
敵機確認の警報が鳴る。
過去にラルフ教官がアバオの抜き出た才能を恐れていた話。
ここで前のエルメス戦の振り返り。
ララァと共感して神々しい存在の声を聴いたことを思い返す。
守って欲しいというフラウの一方的な要求を不快に思ったアバオは逃げ込むようにウィルバーに乗り出撃する。
ウィルバーが帰還することは無かった と続く。
「時、宇宙世紀0080。~」という小説1巻のような文で締め。


 
 
2001年9月
インターミッション総集編
総集編と言いながら初出情報のオンパレード。

アバオの過去の設定がたくさん。物語形式で語るのは放棄したらしい。
フラナガンはパッカデリアからストリーマーの研究を依頼された。その時に記憶を消されたアバオが提供された。
実はアバオの未来予知も埋め込まれた記憶だった。

パッカデリア3世が財団を設立してESP研究を始めた経緯と、パッカデリア7世がシャリアブルと出会い反地球連邦共同体とフラナガンに資金援助した経緯。

パッカデリア3世は ある女と会うことでESPに目覚めた。その ある女とジオンダイクンとの娘がララァで、フラナガンはララァを実験道具として機械的に洞察力を増強させる研究成果を出す。
フラナガンが財団からアバオを引き受けた理由は事故死したララァを蘇生するためだった。

カスバルとルロイは遺伝子を運ぶ役割を持つジーンダイバーというカテゴリのキャラクターで、ルロイはアバオを殺すためのプログラム的な存在。カスバルが真の主人公という記載があった。

 
2001年10月
インターミッション総集編2 6P
パッカデリア3世がある日夜空を見上げていると女の声が聞こえて幻覚を見た。そして目が見えなくなった代わりに増大した認識力で石油を掘り当てて財団を築いたという。

ララァが死んだ原因は子供を宿したからだった。ララァの一族は出産した時に生涯を終える宿命だという。
フラナガンの科学力で蘇生させたララァは悪の化身そのものの形相であった。

ラル家をジオンが切り捨ててランバラルが自害する事件が起きた。ジオンに対し復讐心に燃えるハモンは娘のララァを連れ去るようブル家に依頼する。
歴史の裏にブル家ありと言われる一族は、何人いるのか分からない仮面の男シャア・アズナ・ブルを使役する。
ジオンにラルを捨てた理由を聞いてみると、ランバラルは10歳程度のララァに手を出した犬畜生だったらしい。

カスバルはジーンドライバーの中でも負のジーンドライバーのマイナストライバーという存在。(もう訳が分からない)

 
2001年11月
インターミッション総集編3
ジオンはララァを従順な部下のドクターソフィアに預けて謎の老人 尋に護衛させた。
そこをシャアアズナブルが襲撃するのだが、ララァが尋に共鳴する形で覚醒。
ララァの能力でシャアは空間圧死!
その空間のゆがみを使って移動していたララァは開発に行き詰っていたヒューマシニングを稼働させる。
そのヒューマシニング・ガンプは設計思想が危険視されて地球連邦に没収される。

その後フラナガンの元で匿われていたララァだったがジオンの息子キャスバルダイクンにより子を孕まされ14で死亡する。
一方、ジオンダイクンはララァ誘拐任務を失敗したブル家のプライドにより暗殺された。
尋の子供?嶺は矢島に預けられる。

 
 
 
2001年12月
12話 クスコ・アル
時はペガサスのサイド7脱出から数か月後。テキサスの出来事より後に飛ぶ。
(それまでの間にペガサス内部に敵が侵入して銃撃戦が行われたこともあるらしい。)

(経緯は知らないが)テキサスコロニーは核爆発で崩壊。その爆発に巻き込まれてみたいと思った結果、アバオの乗るウィルバーは溶解し、脱出カプセルで宇宙を漂流することとなった。
そのアバオを拾ったのはクスコの軍艦だった。

だいたいの流れは小説の2巻目とほぼ同じになっている。

 
2002年1月
13話 クスコ・アル2
アバオとクスコはフラナガン研究所での知り合いだったので親しく会話している。
敵味方でありながらアバオは解放される。
艦はサイド6パルダベイに向かっていた。

(クスコはマシニングスキンに3度乗ると死ぬという記述がある)

 
2002年2月
14話クスコ・アル3
ペガサスの皆が行方不明となったアバオを心配してるのが気に入らない隼人。
スレッガーにからかわれて喧嘩する話。

ペガサスにはグラビティ―が2機配備されていた。

 
2002年3月
休載
単行本にまとめる作業をしているという情報

 
2002年4月
16話扱い カスバル・ベイリー
退屈しのぎのケンカでスレッガーが隼人に拳銃を向けてしまう。
後戻りができなくなってしまいグラビティを奪って脱出しようとするスレッガー。
しかしそれを予見してグラビティのコクピット内で待機している人物がいた。
アバオがテキサスで拾った少年カスバルベイリーだった。
カスバルは躊躇せずスレッガーに発砲。

 
2002年5月
17話扱い カスバル・ベイリー
カスバルの過去話

カスバルは地球の出身で、3度目の密航で宇宙に出てテキサスコロニーで生活していた。
テキサスコロニーに辿り着くまでにルロイと出会い一緒に行動するようになる。
テキサスに行けば白い戦艦が来ると予知していた。
そして実際にその時が来て、アバオに連れってってくれと頼んだ。

ルロイとは結局ペガサスで別れた。

ペガサスには人材が不足していたことで、はじめこそ歓迎されたが、
戦いを望む自己中心的なカスバルの態度にペガサスクルーは愛想をつかす。
クーは何故カスバルを連れてきたのかアバオに聞いておきたかった。
そんな折にサイド6からアバオが生きてるという知らせが届く。

セイラは血のつながる人物を探しているが、それがカスバルであることをまだ知らない。

 
2002年6月
最終話 レイアバオ

サイド6でアバオを回収したペガサスは再び戦火に飲み込まれていく。
隼人が死んで、アバオもまた敵マシニングスキンの放った光線を受けて戦死した。

その後の展開は箇条書き。
ミライはガンプに生体エネルギーを捧げてペガサスを守り戦死。
ブライトは愛し合ったクスコを殺める。
クーはパッカデリアと手を組んで反連邦組織を土台とした新組織を作って宇宙移民者の独立に加担。
セイラは宇宙線によって失明して行方不明。
地球に戻ったスレッガーはカスバルの能力か何かで死亡。
カスバルもクーの掲げた組織に加入したが、残忍な性格から追い出される。
アバオの意思は全く継承されなかった。


 
 
 

ニュータイプドットコムにもフォーザバレルの連載があった。
キャラを一人ずつ取り上げて解説とイラストを掲載する形式だった。

ワールズエンド1
八丈志摩
宇宙に上がった経緯は不明
メカニック
シンザシティ

ワールズエンド2
リンアバオ
数ヶ月で熟練パイロット
ハイストリーマー

ワールズエンド3
ブライト
長男の轢き逃げの話

ワールズエンド4
スバヤシ
道場の跡取り

ワールズエンド5
スレッガー
スラッガーはニックネームでアバオ訛りでスレッガーになる
ロウはアバオの計画を無視してブロンディを爆発させてできたコロニーの穴から脱出しペガサスのクルーとなる

ワールズエンド6
フラウ
育てた花がいつも枯れる話

ワールズエンド7
カイ
クリスチャンの家系で真面目な乗り物好き
法定速度を守るから軟弱ものと呼ばれる
ワイシーはヤコブの略字YC

ワールズエンド8
ミライ
人の生命力を人体に当てて下半身の治療をする
船外活動訓練中にデブリと衝突
右足麻痺

2002年1月
ワールズエンド9
ラムドワイ
ドワイ機関少尉より

3月は休載

5月
・・・

 

 

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